ダイヤの鑑定書について。(その3)
今日の広島県呉市は爽やかな気持ち良い秋晴れです。
山重質店 代表取締役 山重恒夫です。
さて今回も中央宝石研究所のダイヤモンドの
鑑定書について述べてみましょう。
今日はダイヤモンドのプロポーションを決める
カットについて述べてみましょう。
上の図はダイヤの真上(テーブル)から光が石の中に
入り、光が屈折した状態です。
お分かりだと思いますが、上の段の三つ並んだ
ダイヤの内一番左の石(Ideal)が正しく屈折して
再びテーブルから光が出ている状態です。
したがってこのダイヤ(Ideal)が三つの石の中で光が
正しく反射し、理想的なカットで最も美しく輝いています。
また、他の二つのダイヤ(Deep) (Shallow)は如何でしょうか?
他の二つのダイヤは光がテーブルに反射しないで
石の下のパビリオンというところで光が外に出ています。
したがってこれらの歪みのあるカット
ではダイヤ自体の輝きは半減されます。
下の図を御覧ください。 ↓↓
上の図の様にダイヤモンドのカットは大きく分類して
3EXからPOORまで6つに分類することができます。
同じダイヤモンドでもカットの良し悪しで
石の輝きも大きく変わってきます。
この様に私達はダイヤモンド一つを査定するのも
カットに関しても細かい部分を見て
鑑定しておりますのでダイヤの査定は
山重質店にお任せ下さい。