グッチについて
こんにちは 山重商事(株)代表取締役 山重恒夫です。
今日は、イタリアのブランド グッチについてです。
1881年、イタリアで、創業者のグッチオ・グッチが生れます。
少年時代、彼はロンドンへ渡り、職に就きます。
1901年、イタリアに帰国し、
いくつかの店で働き、皮革の扱い方を習います。
そして、フィレンツェにて、自分の店を開店し、しばらくして店名をグッチにしました。
グッチが主に扱ったのは、輸入した鞄と、その修理でした。
ここで、彼は使いやすく、
丈夫な鞄を作る技術を習得できたのです。
やがて、第二次世界大戦が始まると、革製品が使えなくなり、
代替品として、キャンパス地にコーティングをして使った配色が
思わぬ人気が出ました。
また、グッチオ・グッチは、職人から信頼され、
彼も職人を愛していました。
その証拠に、グッチ社は他のブランドとは異なり、材料費を
支払えば職人が、家族や恋人の為に鞄を作ってよい
という日がかつてはありました。
この様に、グッチ製品を安価で職人や家族に提供していたという事は、
現在にも通じる社員満足というものを、既に彼は確立していたと思います。
そういう意味では、彼は素晴らしい経営者の一人だと思いますね。