革製品、いつもお手入れされていますか?
広島県呉市 山重質店 取締役会長 山重恒夫です。
私達は日常生活でバッグや財布など革製品とは深い
関係にあります。
革製品は高温多湿に弱く、これからの梅雨の時期には
注意が必要です。
あなたはお手持ちの革製品のお手入れをされていますか?
このお手入れを怠るとカビやシミの原因になったりします。
革製品はそれだけデリケートなものです。
革製品にはそれぞれの種類に合ったお手入れが必要です。
そこで、革製品の種類別のお手入れ方法を御紹介致します。
まずワニ革のお手入れ方法ですが。手袋をして専用クリームを
柔らかい布につけ、やさしく拭き、仕上げには防水スプレーを
かけます。
次にオーストリッチの革(ダチョウの革)ですが、汚れは柔らかい乾いた
布で拭き取り、ブラッシングを施します。 また,ツヤを出したい場合は
専用スプレーをかけ、軽く乾拭きします。
そして牛革ですが、こちらは幅広くいろいろな用途に使用
されています。 お手入れ方法は、まず乾いた布で拭き取り
馬毛ブラシで全体をブラッシングします。
そして専用クリームを塗って一晩寝かせ、翌日軽く
ブラッシングします。
次にラム革ですが、生後1年未満の羊革をラム革と呼びます。
ラム革は傷つきやすいので丁寧に手入れし、仕上げには
専用のデリケートクリームを塗ります。
この様に革の種類によって色々なお手入れ方法があるのが
お分かりだと思います。
あなたはいつも革製品のお手入れをされていますか?
お手入れの行き届いた製品ですと、もし買取や質預かりなど
査定する場合にも有利になりますので日頃よくお手入れ
されて末永く大切なあなたの革製品を御愛用下さいませ。