ダイヤモンドの蛍光性とは
広島県呉市 山重質店 代表取締役 山重恒夫です。
今日はダイヤモンドの蛍光性について述べてみましょう。
ダイヤモンドの原石は地球内部に非常に長い年月をかけて形成
されたものです。 そしてダイヤモンドは天然の原石
から宝石用に適した石だけをカットして研磨したものです。
ダイヤモンドには長い地球の年月をかけて様々な物質が
混ざり合い、ダイヤ原石はアフリカやロシア、カナダ、
オーストラリアなどで主に産出されます。
また、長い年月をかけて生成された時に
含まれた異物質は、特定の光を受けたとき炭素と違う
エネルギーを反射しそれが蛍光色に見えるのです。
下の写真を御覧下さい。↓↓
多くの種類の物質を含んだダイヤモンドは
紫外線ライトを当てると
石によっては上の写真の様に青白く輝くものがあります。
蛍光性の強さのランクは上の図の様に5つのランクに分かれます。
NONE(なし)、FAINT(弱い)、MEDIUM(中)、
STRONG(強い)、VERY STRONG(非常に強い)
ダイヤモンドに蛍光性が存在するということは天然ダイヤモンドの
証しで、決して人工ダイヤモンドにはこの蛍光性は見られません。
この蛍光性が強いとダイヤ自体も濁りが目立つようになり
外部からの光も透りにくくなり、透明度も下がってきます。
例えば同じGカラーの蛍光性が全くない
ダイヤと非常に強いダイヤを
比べてみれば一目瞭然です。
同じカラーグレードのダイヤでも輝きと透明度の違いが
下の写真からも明確にお分かりいただけると思います。
広島県呉市の山重質店は
ダイヤモンドの鑑定基準に基づいて
いつも皆様の貴重なダイヤモンドを
正確に鑑定させていただいております。