パネライの時計の査定について(その3)
広島県呉市 山重質店 代表取締役 山重恒夫です。
本日もパネライの時計の査定について述べさせて頂きます。
まずこちらの写真を御覧下さい。↓↓
こちらの写真はスケルトンの裏蓋のゼンマイです。
よく見るとこちらの時計ではゼンマイの一部が
重なっており内部の機械の動きにも影響を及ぼしてる
と思われます。 したがってこちらは不正品という
ことです。
またこちらの写真を御覧下さい。↓↓
こちらはゼンマイが規則正しく巻かれています。
ということは内部の機械もスムーズに動いている
と思われます。 したがってこちらが
真正品ということです。
次の写真を御覧下さい。↓↓
こちらの2枚の写真は歯車の部分ですが比べて見ると
上の方の写真をよく見てみると歯車と歯が同じ
厚さに研磨されて仕上げられています。
続いて下の方の写真は歯車の先が細く研磨されて
います。 また歯車の模様が放射状になって
います。 したがって上の写真の方が不正品、
下の方が真正品ということです。
この様に皆様の大切な時計も細かく査定をするのが
広島県呉市の山重質店です。
皆様の御来店を心よりお待ちしております。